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2024/09/27店長ブログ【店長ブログ#21】そもそも、塗装工事ってどんな事するの? №2

そもそも、塗装工事ってどんな事するの? №2

 

皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の女性店長、寺澤です。

今回も、前回引き続き塗装工事の流れをご説明します。

 

さて、前回は工事開始から洗浄までをご説明しました。いよいよ色々な作業に入っていきます。

 


④養生

洗浄が完了し建物全体が乾いたら、養生テープや養生シートで汚してはいけない部分をカバーしていきます。

養生 換気窓2

こんな感じですね。左側の窓が一部あいているのは、換気窓として使われる事があるとのことで、いつでも換気できるようにです。

 

養生 玄関

また、玄関など、人の出入りがあるドアや吐き出し窓も、この様に出入り可能です。この周りを塗装するときは、一時的にふさぎます。

 


⑤建物の補修・下地調整

建物全体をチェックし、弱っている部分や悪くなっている部分を補修します。また、上に塗る塗膜が長持ちするよう、塗装箇所の下地を調整します。

 

ヒビ補修

こちらはヒビが入っていた部分の補修です。

 

軒天補修2

こちらは、軒天井に一部雨水の侵入による浮きや剥がれがあり、釘などで補修しました。

 

この他に、繋ぎ部分が劣化している場合はシーリングなどを取り替えたり、サビや塗膜がういている部分はヤスリやヘラなどできれいに取り除きます。

補修や下地調整の内容は、建物の状態や使われている建材によっても変わってきます。

 

いくら上から新しい塗料を塗っても、古い塗膜が剥がれかかっていたり割れなどが酷ければ、持ちや効果も激減してしまい、仕上がりも美しくありません。悪い部分は取り除き、欠けている部分は補修します。

お化粧で、スキンケアや下地をきちんとすればお化粧が長持ちするのと同じで、家にとっても下地調整がとても大切なのです。

 


⑥塗装工程

下地の調整をして、塗りの準備が完了しましたが、いきなり色を塗るわけではありません。

まずは、下地材を塗る、「下塗り」の工程です。

 

下地塗り

下地材は、使われている材質によって種類が変わってきます。何でも良いわけではなく、その材質と相性の良いものを使用します。

また、基本的には下塗りは一度塗りですが、吸い込みが多いなど、下地の状態によっては数回かさねて塗り、壁面や素材と新しい塗料の密着をより強くします。

 

そして、いよいよ着色工程の「中塗り・上塗り」をしていきます。

上塗り刷毛1

つなぎ目部分などの細かい部分は刷毛で塗料を入れていきます。

上塗り2

広い面はローラーで仕上げていきます。

 

中塗り

ちなみに、上塗りの前と後がこちら。左が上塗り前で、右が上塗り後です。

 

軒天塗装1

また、壁の塗装と並行して、壁以外の部位も塗っていきます。

こちらは軒天井の塗装です。経年劣化で表面のプリントが剥げてしまっていましたが、これできれいになりました。

 

軒天 排気口

軒天上、喚起口のカバーも色を塗って、きれいに仕上がりました。とにかく細かいところも丁寧に素早く塗っていきます。

見ていると簡単そうに見えるんですが、これがなかなか…… 素人がやると、ムラになったり刷毛の跡がのこってしまったりして、やはりプロでないと仕上がりに差ができてしまいます。

 

上塗りは、施工内容に応じて、2度塗り、3度塗りと重ねていきます。また、同じ2度塗りでも、丁寧な2度塗りとそうでない2度塗りでは、仕上がりや持ちも全く違います。

 


次回でいよいよ工事完了です。

№3に続く

 

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店長:寺澤

 

 

この記事は、あくまでも一般的な情報を提供するものであり、個別の状況を考慮したものではありません。塗装工事をご検討の際は、必ず専門業者にご相談ください。

 

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